社員インタビュー
モノと数字の観点から
ビジネスを考える
販売戦略グループ
販売戦略部 販売企画課
O・T 2012年入社
データ分析で
売上をアップさせる
カタログ通販の売上は、発刊する時期やページ数、発行部数によって左右されます。また、売上を拡大するため、性別・年齢・購買履歴データなどをもとに客層を分類し、「どの客層に、どのカタログを、どのくらい送れば効率良く収益を上げられるのか」といった分析が販売企画の役割のひとつです。カタログ作成は、制作・撮影、印刷や発送など非常にお金がかかります。お客様に喜んで頂く一方で、会社としての最終的な利益のバランスを考えながら企画を組んでいく部署でもあります。販売企画を担当する前は、商品企画担当として外を飛び回り、常にモノに触れながら仕事をしていました。デスクワーク中心の仕事スタイルへと変わったため、最初は戸惑いもありました。データ分析のやり方や表計算ソフトなどわからないことばかりでしたが、上司が丁寧に説明してくれたことで、スムーズに業務を習得することができました。過去のデータや現在のマーケットの動向から、自分なりに分析し仮説を立て、計画を立案していくことに面白さを感じています。
数字の向こうにいる
お客様を大切にする
異動してくるまで、私にとって仕事内容のイメージが全く湧かない部署でした。2つの部署を経験してみて、商品企画の仕事が感性の世界だとすれば、販売企画は数字の世界だと思いました。数字で考えるという俯瞰的な視点を養えることで、大きな単位の売上を扱えることにも仕事の醍醐味を感じています。大事にしているのは、数字だけではなく、その先のお客様の存在や気持ちを常に意識して、「どうすれば価値ある商品をお届けできるか」を考え続けること。そのために商品の発売決定会議にも参加し、扱う商品をしっかりと見て確かめたり、日々寄せられるお客様の声を大切にしています。また、数字を通して会社全体の方向性もより強く意識するようになりました。今、社内には、新しいチャネルや新規顧客の開拓という共通認識があり、社員同士で議論することもあります。会社を変えていくためのチャレンジができることにワクワクしています。
入社動機と経歴
学生時代には雑誌やファッションに興味があり、就職活動では商社や小売、出版業界などを中心に会社訪問していました。当社に関心を持ったのは、商品の物語や価値を紙という媒体を通して丁寧に説明して販売するという事業を行っている点でした。面接をした社員の方々は濃いキャラクターの人たちが揃っていて、学生の人柄や考え方に興味を持って質問してくれているのが感じられ、応募する側としてもとても好印象でした。入社後は商品仕入課、メンズ開発部を経て、2019年から現在の部署に配属されました。
異動で得られたこと
研修後に最初に配属になったのが商品仕入課。商品の納期管理や在庫商品の販売などを行う部署で、モノの流れを実践的に習得しました。その後、商品企画担当として、シューズを担当の後、ヨーロッパを中心としたインポートの衣料品を担当。知られていないこだわりの商品を国内外から発掘して丁寧に紹介する当社ならではの業務を経験することができました。この経験でモノの流れや商品知識を理解してから販売企画課に配属になったので、より世界が広がったように思います。モノの視点と、数字の視点の両方を併せ持って考えていけるのは、とても楽しいと感じています。
思い入れのある商品
メンズ商品企画担当時はいろいろな商品を扱いました。世の中には知られていないけれど素晴らしい商品として印象に残っているのは、ある人の紹介で出会ったイタリアのカシミヤ糸です。質感も染色も素晴らしい素材を、中間業者をほとんど通さずに直接イタリアのニット工場にお願いすることで、糸量をたくさん使用した贅沢な衣料品を適正価格でつくることができました。非常に目が肥えている当社のお客様に喜んで頂いたときに、商品企画担当としてのやりがいを感じました。
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